トランドーシャン
Trandoshan
原住地:トランドーシャ
身長:2メートル
主な個体:ボスク
自分たちをトドーショクと呼ぶトランドーシャンは、冷酷な戦闘民族として知られる大柄な爬虫類型ヒューマノイドである。多くの爬虫類と同じく彼らは冷
血動物であり、ウロコの並んだ皮膚は年に一度の脱皮が行われる。また、オレンジ色をした高感度の目は赤外線を感知することができ、中年期
までは失った手足を再生することも可能である。それぞれの四肢には鋭利な爪の生えた3本の指があり、戦闘時にはかなりの器用さを発
揮するが、その他の場面では不器用なところが多い。言葉も主として動物のような唸り声の組み合わせから成っており、ベイシックを話せる
ものはほとんどいない。
トランドーシャンは極めて暴力的で執念深い種族であり、彼らの文化は常に自分たちよりも力の劣る生物の狩猟と追跡に基づいて構成されてい
る。彼らの故郷である乾燥した惑星トランドーシャ(トランドーシャンたちは単に「ドーシャ」と呼んでいる)はウーキーの住むキャッシークと同じ星系にあるた
め、必然的に両種族間には長年にわたる悪感情が存在している。銀河帝国の誕生から数世紀前の時代に、トランドーシャンはキャッシークの植民地化
を試みたが、多数の血を見る抗争の結果、撃退されているのだ。また、ウーキーは他星系からの人々の流入がキャッシークの繊細な生態系に悪影響
を及ぼすと考え、迎え入れる旅行者の数を制限する法を施行した。これによってこの星系を訪問する旅行者が減少し、観光業で利益を得
ていたトランドーシャンを激怒させたのである。
トランドーシャンは天然資源の略奪を目論み、キャッシークを急襲した。ウーキーはこの問題を元老院に訴えるが、トランドーシャンは攻撃の手を緩めなかった。
両惑星間で凄惨な戦いが繰り広げられ、ついに元老院はウーキーの主張を認める裁定を下し、トランドーシャンの攻撃を中止させたのである。
やがてパルパティーン皇帝が権力の座に就くと、帝国は従来の労働力に変わる安価な代替手段を求めるようになった。トランドーシャンはこれをウーキ
ーに対する復讐の機会として受け止め、帝国との同盟を結んだのである。彼らは帝国軍にウーキーを奴隷労働者として使うことを提案し、
定期的な奴隷の供給を開始した。帝国軍がキャッシークを征服したときも、彼らは逃走するウーキーの追跡と捕獲を支援したのだった。また、見
返りとしてトランドーシャンはキャッシークへの経済制裁を許可され、この星系での利益をほぼ独占することができたのである。
後に帝国が崩壊すると、新共和国元老院は経済制裁と軍事的圧力を盾に、トランドーシャンに対してキャッシークからの即時撤退を命じた。彼らは嫌
々ながらもこの命令に従うが、その後も種族間の確執と、トランドーシャンによる帝国への支援意欲は決して変わることがなかった。
トランドーシャンはスコアキーパーと呼ばれる女神を崇拝している。スコアキーパーは彼らの狩猟における成功や失敗を見ており、それに応じたジャガナス・ホ
゚イントを与えるとされている。ジャガナス・ポイントには命を賭けた死闘における戦利品という意味があり、トランドーシャンたちは一生を通じてこの
ポイントの蓄積を行っているのだ。彼らの社会には厳格な階級制度が敷かれており、より多くのポイントを獲得したトランドーシャンにはより偉大な
地位が保証される。それは同時に、多くの女性から配偶者とする価値があると認められるようになることも意味している。また、死亡
時にはそれまでのポイントをスコアキーパーに捧げ、生前の功績に応じた死後の暮らしが決定されると信じられている。
トランドーシャンの男性は狩猟において自らが成果を収めたことを示すと、故郷に戻って手ごろな「産卵妻」と結婚する。しかし、こうした取
り決めによる関係は恒久的な拘束を意味するわけではない。夫婦が結びつくと女性は卵を産み、それらが孵化するまで世話をする。男
性は子供の頃から戦士としての訓練を積み、大人たちから多くの異なる狩猟法を教えられる。そして十分な歳になると各自で銀河系に
進出し、女神のためにポイントの収集を開始することになる。
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