アンバラン
Umbaran
原住地:アンバラ
身長:1.7〜2.0メートル
主な個体:スライ・ムーア
アンバランは落ち窪んだ目を持ち、心に残るような青白い肌をした細身のヒューマノイドである。彼らの起源は俗にゴースト星雲と呼ばれているアウ
ター・リムの暗黒地帯にあり、出身惑星アンバラはさらにその奥深くに存在する。彼らの存在は旧共和国の発足当時から知られているが、大
勢のアンバランと遭遇することは滅多にない。旧共和国の時代の最中、アンバランは亡霊のように元老院の回廊をさまよい、当て所もなく権力
者の部屋を行き来していた。彼らの他者を操る巧みな能力は絶えず尊敬の対象とされ、ときとして恐れられていたのである。
やがて帝国の時代になると、アンバランはその影響力を駆使して権力のある地位を手に入れた。パルパティーン元老院議長はスライ・ムーアという名のア
ンバランを補佐役として選んでおり、彼女に最も深い闇に包まれた秘密の職務を任せていたのである。皇帝となったパルパティーンは、ジェダイの
粛清を逃れたはぐれジェダイの追跡にもアンバランのスパイを使っていた。そして銀河内乱が始まると、アンバランたちは帝国政府や軍の内部で活動
している反乱軍支持者を暴露することで皇帝の役に立つようになる。当然、帝国内部にもアンバランの目的に懐疑的な者は多く存在し、彼ら
による帝国内の活動への入念な調査は、帝国に忠実な将校たちを含むあらゆる人々の間で不況を買うのだった。
エンドアの戦いにおける皇帝の死はアンバランにとってまさに不測の事態だった。彼らは帝国の残党と新共和国の双方からの報復を恐れるよう
になり、文化的な星系から一斉に姿を消すと、ゴースト星雲の暗礁地帯に撤収したのである。彼らが他種族には見えない情報網を使って銀
河系の情勢を監視し続けていると信じる者も少なくないが、実際に新共和国の時代になるとアンバランと遭遇したという情報も著しく減少し
ている。
また、アンバランは全員がフォース使いであるとも囁かれており、彼らが相手の心を読んで操ることができると考えている者も存在する。だが、
実際には彼らを単なる知的で雄弁な日和見主義者だと見なしている意見が多い。
アンバランは秘密主義で作為的な謎の多い種族であり、常に権力と影響力を渇望している。彼らは自らの意図をぼかして相手を誤った方向へ
と誘導する術に長けており、自分たちの真意を滅多に明かさない。また、彼らは社会情勢を皮肉るブラック・ジョーク的なユーモアのセンスの持ち主で
もある。
アンバランはよく重要な機関、大胆な密輸業者、悪名高き海賊、有力な犯罪王、不道徳な冒険家グループなどの下で働いていることが多い。こ
うしたアンバランたちの目的は、自身の影響力の拡大にあるのだ。一方で、ジェダイの道を歩んだアンバランは未だかつて例がないが、フォースを巧み
に操るアンバランはいつの時代にも確実に存在している。
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