カーリスト・ライカン将軍
General
Carlist Rieekan
種族:人間
出身:オルデラン
職業:反乱同盟軍将軍
性別:男
身長:1.83メートル
惑星ホスのエコー基地を指揮していたカーリスト・ライカン将軍は何事にも動じることのない、用心深い男である。彼の表情は過大な用
心からかいつも皺が深いように感じられるが、それには必然とした理由があるのである。
エコー基地にいる戦士たちはライカンの過去を知っているために、あえて彼の雰囲気を明るくするようなことはしなかった。ライカン
の故郷である平和主義の惑星オルデランはクローン大戦以前からあらゆる武力を放棄しており、軍隊を持たない惑星として牧歌的
平和主義の道を歩んでいたのである。しかし、ライカンは軍人への道を選んだ。それは彼が戦いを望んだからではなく、将来
起こるであろうより大きな悲劇を防ぐため、戦いに備える必要があると考えたからだった。彼は理想を求める戦いに信念
を見出した信頼すべき理想主義者でもあったのである。
彼は17歳のとき、共和国地上軍に入隊するため故郷を後にした。若いライカンは天性の指導力で素早く昇進し、士官養成学校
に入学を果たしたのである。そこで彼は当然のように同じ理想を目指す士官たちと出会うことになった。その中には後に
親友となるジャン・ドドンナ、エイダー・トーロン、そしてクリックス・メイディーンも含まれていたのである。
帝国の時代となり新秩序が施行されると、ライカンはおのずと信念の命じるままに反乱同盟軍に参加することになった。そこで
また彼は多くの同志たちと出会い、さらにその中にはオルデラン出身の者たちさえも多く含まれていたのである。しかし、ライカン
が最初に驚いたのは平和主義の第一人者であるベイル・オーガナとその娘レイア・オーガナの姿を見たことだった。2人は反乱軍を支え
る秘密の指導者となっており、ライカンはその事実を素直に喜んだのである。
ライカンは主に反乱軍の秘密基地およびオルデラン周辺で活躍していた。しかし、彼の在任中に起こった出来事はライカンに非常に大き
な悲しみと罪悪感を与えることとなり、彼の楽観的で親しみやすかった性格を極度の心配症へと変えてしまったのである。
彼は大災害が起こったという知らせを聞き、オルデランの姉妹惑星であるデラヤの軌道上に新設された衛星通信ステーションを視察して
いた。ちょうどそのときオルデランにデス・スターが接近してきたという情報は彼にもすぐに伝えられたが、帝国軍の巨大兵器を妨
害する手段などあるはずもなく、オルデランに撤退を勧告するには今しかなかったのである。
オルデランは帝国に忠誠を誓っており、官僚たちは何も恐れる必要はないと唱えていたが、彼の考えは違っていた。実際に帝国
軍は武力の誇示のために多くの人々を虐殺しており、オルデランの人々はまさに窮地に立たされていたのである。しかし、ライカン
は撤退命令を出すことによって同盟軍のデス・スターに対する知識が帝国軍に知られることを恐れていた。もし、何千もの宇宙
船がオルデランを発つ光景を見れば、帝国軍は間違いなくオルデランと反乱軍との関係に気付いていただろう。
数分後、デス・スターは一撃でオルデランを滅ぼし、無数の罪のない人々がその犠牲となった。それ以来、ライカンは二度と帝国軍の冷
酷な作戦を過小評価しないようになったのである。彼にできることは何もなかったのだが、ライカンは故郷が滅びる姿を黙って
みていた自分に激しい罪悪感を抱くようになり、その後は行動の前に必ず用心することを忘れず、自分の下す命令から冒険
的な要素をすべて除外したのである。
ホスにおいてライカンは同星系の全地上部隊および艦隊の総司令官を務めていた。彼は仲間の脱出を成功させるため地上戦を長引
かせたが、この作戦も大きな犠牲を伴う結果となったのである。ライカンにはこの戦いで多くの勇敢な戦士が失われることも分
かっていた。厳しい決断だったが、どうしても必要なことだったのである。
エンドアの戦い後、ライカンは同盟軍の銀河中心部への進攻計画を主導し、コルサントおよびインペリアル・シティの奪回の際にも大きな活躍
を収めている。
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