ジャバ・ザ・ハット2
Jabba the Hutt
西大砂丘海の最南西に位置するジャバの宮殿はデリン・フレットによって設計されたものだが、初期の建造に携わったのは以前の所有者である
ボマーの修道僧たちであり、彼らはよく宮殿の下層回廊や秘密の通路を徘徊している。この宮殿は地上9階に加えて広大な地下フロアも備え
られており、下層部は危険な迷宮になっているが、上層部には居住区画と娯楽施設、大食堂などが置かれている。
巣の中の女王アリのように、ジャバは無数の取り巻きたちに囲まれ、毎晩のように宮廷で宴を繰り広げていた。彼はその財力によって銀
河中から選りすぐりのミュージシャンやダンサーを招き入れ、演奏や踊りを楽しんでいたのだ。事実、彼の宮殿には部下や衛兵、奴隷、賞金稼ぎ
以外にも多くの者がひしめいており、そのほとんどはジャバを楽しませることが宮殿に出入りするための条件になっていたのである。フィク
゙リン・ダン率いるモーダル・ノーズもそうしたグループの1つだったが、タトゥイーンでの最大のライバルと目される女性ウィフィッドのレディ・ヴァラリアンに引き抜
かれてしまい、それ以後、彼のひいきのバンドはマックス・レボ楽団になっていた。
ジャバは数人の最も信頼できる部下を側近として選び、重要な役目を割り振っていた。最初の右腕だったナルーン・キューザスは長年にわたって
彼に仕えてきた優秀な部下だったが、キューザスはジャバの仕事上の秘密を知りすぎていた。彼が組織の脱退を申し出たとき、ジャバは彼を
始末すると、醜いコレリアン海賊のビドロ・クワーヴとトゥイレックのビブ・フォチューナにナンバー2の座を争わせて楽しんだ。しかし、ジャバが大きな信頼を
寄せている部下はそれほど多くはなかった。ジャバはエファント・モンの命を救ったことがあり、特別な権限も与えているが、彼は正確にはジ
ャバの部下ではなく、友好的な同盟関係を結んでいる武器商人なのである。ジャバの代理人として賞金稼ぎや密輸業者に指示する役を与
えられていた大男のヒーターも、自分では大物だと思っていたらしいが、ジャバにとっては単なる消耗品の1つに過ぎなかった。
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