キ=アディ=ムンディ2
Ki-Adi-Mundi
タトゥイーンでの冒険の後、キ=アディはジェダイ評議会の一員として招かれ、それを承諾する。そのとき彼はまだ弟子を連れていなかったた
め、評議会のメンバーの中では唯一マスターではなくナイトだった。だが、キ=アディは評議会がアナキン・スカイウォーカーをテストしたときにも出席し、その
少年のことやシスの脅威、そしてクワイ=ガンへの任務についても、躊躇することなく自分の意見を述べている。
通商連合の敗北の直後、ジェダイ評議会は数年前に行方不明となったシャラド・ヘットという伝説のジェダイ・マスターを捜索するため、キ=アディ
をタトゥイーンへと派遣する。彼はヘットがタスケン・レイダーの1人として生存していたことを突き止めるが、彼の任務はオーラ・シングと名乗る女性賞
金稼ぎの出現によって妨害されてしまう。彼女はかつてキ=アディを見出したのと同じダーク・ウーマンによって鍛えられたが、修行に挫折
して逃亡したジェダイ候補生だった。いまや彼女の喜びはジェダイを狩りとることだけだった。キ=アディはヘットを助けようとするが、賞金
稼ぎは孤独を好むジェダイ・マスターを殺害してしまう。キ=アディはヘットの死に報いるため、彼の息子アシャラドを自分のパダワンにすると誓った
のである。
やがてクローン大戦が勃発すると、キ=アディはクローン軍の指揮官としてリアナへの任務に赴いた。その後、彼はジェダイ・マスター、ダクマン・バレック
の援軍要請にしたがって、ジェダイのエリート機動部隊を編成し、独立星系連合の工業惑星ハイポリへと向う。だが、彼らはこの惑星で邪悪
なグリーヴァス将軍の罠に落ち、危うく全滅しかけたのだった。
そして1年後、キ=アディはバルター・スワンと共にアーゴナーでクローン軍を指揮していた。しかし、戦況は厳しく、戦場で指揮を執っていたアシャラド
・ヘットも敵の銃弾に倒れてしまう。キ=アディは降伏か特攻かの決断を迫られるが、ジャビムで失われたオビ=ワン・ケノービ(このときオビ=ワ
ンは死んだと思われていた)の二の舞となるわけにはいかず、じっと待つことを選ぶのだった。彼と指揮下の兵士たちは攻撃に移る
前に、ヴォンダー渓谷に大量のイオンで帯電した砂嵐が発生するのを待ち続けたのである。そして、アナキンの助けもあり、キ=アディの軍はつい
に戦いの流れを変えることに成功したのだった。
その後、ジェダイ評議会は一時的にアナキンの指導をキ=アディに委ねる決定を下す。そして、2人はコルサントへと戻り、キ=アディはこの戦争の最新
状況を政府に伝えるべく、元老院で演説を行ったのである。
続いて、キ=アディとアナキンは活発化する海賊たちを討伐するため、ヴァロナット星系に派遣された。そこで、アナキンはフォースを通じてオビ=ワンの生
存を感じ取ると、引き返せというキ=アディの命令を無視してリフロアへと発ち、マスターとの再会を果たしたのだった。このときキ=アディはアナキ
ンの頑固さと無謀さを改めて痛感し、彼に対する訓練の責任をすぐさまオビ=ワンに返還したのである。
そしてアウター・リム包囲作戦の間、クローン大戦が終結へと近づいたため、キ=アディは銀行グループの要塞惑星として知られるマイギートーへと派遣
された。そこで、彼はコマンダー・バカラ率いるギャラクティック・マリーンのクローン・トルーパー部隊を指揮することになる。しかしその間も、ジェダイ評
議会はパルパティーン議長によって着手された様々な変革を目の当たりにしており、キ=アディもコルサントとの接触を保っていた。彼は議長とそ
の権力の増大に警戒を強めており、ジェダイ評議会の上層部、すなわち彼自身とヨーダ、メイス・ウィンドゥが議長の権力を排除するための可能
な方策について論じていたときも、権力の移譲を安全なものとするべく、一時的にジェダイ・オーダーが元老院の統制を握るべきだと進言
する。だが、この内容が漏洩するようなことになれば、彼らは反逆者の烙印を押されかねない。これは共和国の民主主義がいかに不
安定なものになったかを示す不穏の証だったのだ。
しかし、議長の策謀によって権力の移譲が起こることはなかった。パルパティーンはジェダイに対する究極的な最期の禍となるオーダー66を発令
する。銀河中に展開するクローン・コマンダーに密かに送られたこの命令は、ジェダイが共和国に対する反逆者であることを告げていた。コマンダー
・バカラとその部下たちは、キ=アディに対する攻撃を開始する。彼は防衛を試みるが、激しい砲撃に圧倒され、殺害されたのだった。
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