ヌート・ガンレイ2
Nute Gunray
やがてシス卿は弟子のダース・モールをナブーへ派遣し、ナブーと通商連合の抗争は全面戦争にまで発展する。しかし、コルサントか
ら戻ったアミダラ女王とグンガン軍の勇敢な協同作戦によって連合軍は敗北し、ガンレイはハーコと共に捕らえられてしまうのだった
。彼らは共和国当局に引き渡され、通商連合も辺境宙域での貿易特権を剥奪されたことにより、その力を大きく減少させられたのである。
しかし、共和国の腐敗は正義すらもたらすことができないほどまでに進行していた。ガンレイは影響力は衰退させつつも、最高裁判所
における4回の裁判をすり抜け、総督の地位に留まり続けていたのである。そしてナブーの戦いから10年後、彼は再び政治的な陰謀に荷
担し、パルパティーン議長を悩ますことになるのだった。
ドゥークー伯爵による分離主義運動によって共和国が分裂を始めると、銀河系の有力な大企業の多くが商業の利益に直結するであろう
銀河の再編に関する思想に引き寄せられていった。ガンレイもその1人であり、彼はパドメ・アミダラの暗殺を条件に新しく設立され
た独立星系連合への参加を表明する。そして、この目的を遂行させるため、賞金稼ぎジャンゴ・フェットがザム・ウェセルを雇い、
アミダラ議員の殺害を試みたのだった。ウェセルは失敗するが、やがてパドメは分離主義勢力の手に落ち、ガンレイの前で処刑され
ることになる。しかし、アミダラの処刑は困難を極め、クローン大戦の最初の戦いが開始されたとき、ガンレイは再び臆病者となって
ジオノーシスの戦場から逃れたのである。
戦争が長引くにつれ、ガンレイはこの戦いに嫌気が差していった。分離主義勢力の影の後援者であるダース・シディアスは、彼に富と
勝利のビジョンを約束していたが、もはやそれさえもガンレイの平和への切なる思いを和らげる力にはならなかったのだ。また、彼は
グリーヴァス将軍の逆鱗に触れる危険を冒してまでも、このサイボーグ将軍のリーダーシップに疑問を呈していた。そして、シディア
スが分離主義評議会をムスタファーへ移動させると告げたとき、彼はようやく戦争が終わりに近づいたと確信したのだった。
彼の考えは正しかった。しかし、それは同時に彼自身の破滅でもあった。ダース・シディアスが分離主義勢力を裏切り、銀河皇帝の従
者に処理を一任したのである。もはやガンレイたちに利用価値がなくなったシディアスは、ムスタファーに弟子のダース・ヴェイダーを
送り込み、彼らを虐殺させる。ヴェイダーは分離主義の企業家たちをライトセイバーの光刃で次々と切り刻み、最後に残されたのがガ
ンレイだった。怯えたニモイディアンの総督は平和を唱え、必死に自己弁護をするが、ヴェイダーは彼を無情にも斬り捨て、その後に静
寂が訪れたのである。
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