オビ=ワン・ケノービ2
Obi-Wan Kenobi
その後、オビ=ワンとアナキンは激化したクローン大戦に身を投じることになり、将軍となったオビ=ワンは、数々の歴史的な戦いにおいて元老院
と共和国に英雄的な貢献を果たした。彼は不安を抱きつつも、常軌を逸したパダワンからいくつかのトリックを学び、卓越した戦闘機パイロットとな
る。2人は分離主義勢力の戦線を打破し、勝利の道を切り開いていったのだ。こうしてオビ=ワンとアナキンの功績は共和国の至るところで伝説を作
り上げていく。アナキンはその大胆な行動から「恐れを知らない英雄」と称されるようになり、オビ=ワンはより洗練された戦略から「交渉者」と
しての名声を手に入れたのだった。同時に、オビ=ワンは幾度となくブラスターの一撃で敵を倒しているが、外交策が失敗して暴力が必要となっても
、彼は決してひるまなかったのだ。また、ケノービ将軍はクローン軍と彼らが使用する最新兵器を完全に制御していた。一方で、彼の最も信頼する
クローン兵、コマンダー2224(通称、コーディ)も、ケイト・ニモイディアへの接近任務の間、オビ=ワンに忠実に仕えていたのである。
またクローン大戦の間、オビ=ワンはジェダイ・マスターに昇格し、ジェダイ評議会の席を与えられた。彼はジェダイの最上層部における戦略に貢
献できるようになり、この名誉ある地位から、ジェダイ・オーダーと元老院議長との間の確執を目撃することになる。しかし、パルパティーンがグ
リーヴァス将軍に誘拐され、その救出の任務を与えられるとき、ケノービは議長に関するあらゆる先入観を捨て去らなければならなかった。彼は、
クローン大戦を通じて師弟から無二の親友となったアナキンと共に、アウター・リムから混沌とした首都上空へと呼び戻され、議長の捕らえられた
グリーヴァスの旗艦へと向かったのである。オビ=ワンとアナキンはクローン宇宙戦闘機部隊の第7中隊による援護を受け、グリーヴァスの<インヴィジブル・ハンド>へと急いだ。途中、オ
ビ=ワンのジェダイ・スターファイターがバズ=ドロイドの大群に襲われ、大きなダメージを受けてしまう。だが、アナキンの自殺行為とも受け
取れる助けによって危機を乗り切り、2人は敵艦のドッキング・ベイへとたどり着いたのだった。そして、彼らは待ち受けていたバトル・ドロイド
をなぎ倒し、パルパティーン議長を目指して進んでいく。この船の中にはドゥークー伯爵の気配も感じられ、敵の罠であることは明らかだった。
しかし、2人のジェダイは互いの能力に絶対的な信頼をおいており、敢えてこの危険な罠に飛び込んでいったのである。
やがてオビ=ワンたちはパルパティーンが捕らえられている、グリーヴァス将軍の展望室へ到着する。だが、そこには予期したとおり、ドゥーク
ー伯爵が待ち構えていた。2人は確かに前回の対戦時から大きく力を上げていたが、それでも老練なシス卿は手ごわい相手だった。オビ=ワンは
伯爵のフォースによる攻撃によって階下に投げ飛ばされ、気絶させられてしまう。しかし、ドゥークーは彼の予想をはるかに上回る成長を遂げて
いたアナキンによって倒され、パルパティーンも解放されたのだった。オビ=ワンはアナキンの肩の上で目を覚まし、3人は脱出のためドッキン
グ・ベイへと急ぐことになる。しかし、彼らの敵はドロイドたちだけではなかった。共和国の戦艦からの激しい攻撃によって、<インヴィジブル
・ハンド>は致命的な損傷を被っており、既にコルサントへの墜落も避けられない状況に陥っていたのだ。3人はさらに脱出を急ぐが、途中でレ
イ・シールドに捕らえられ、グリーヴァスの待つ艦橋へと連行されるのだった。
ついに邪悪なサイボーグと対面したオビ=ワンとアナキンは、拘束を破り、将軍との対決へと突入した。しかし、船が墜落を開始すると、グリ
ーヴァスはジェダイたちを置き去りにしたまま旗艦を放棄し、逃走してしまう。だが、コルサントの重力に引かれた<インヴィジブル・ハンド>
は、アナキンの超人的な操艦術によって見捨てられた工業地帯の滑走路に不時着することができたのだった。
ドゥークーが死んだことによって、共和国はこの戦争に勝利したかと思われた。しかし、パルパティーンはグリーヴァスが生きている限り元老院
も戦争の続行を支持するはずだと主張し、自分の持つ権限を手放そうとしなかった。そのため、グリーヴァスを逮捕し、裁きを受けさせることが
ジェダイ評議会にとっての最優先事項となる。やがてこの任務はオビ=ワンに与えられることになるが、その前に彼にはさらに難しい任務が与
えられたのだった。
パルパティーン議長が自身の代理としてアナキンを評議会に加えるよう要請してきたとき、評議会への政治家の介入を嫌ったジェダイの上層部
は、彼を評議会に受け入れはしたものの、マスターの称号を与えることを見送った。これはアナキンに無用な怒りを駆り立たせる結果となる。
さらに、評議会はオビ=ワンを通じて、彼に記録に残せない任務、すなわち議長の監視を命じたのだった。共和国の最高指導者をスパイしなけ
ればならないという事実に、アナキンは心を大きく引き裂かれる。彼にとってはパルパティーンもオビ=ワンも、極めて大切な友人だった。だ
が、その双方が互いをスパイするよう依頼してきたのである。
重責の板ばさみとなり、精神状態が不安定になったアナキンを心配するオビ=ワンは、パドメの部屋を訪れ、彼の支えになってくれるよう彼女に
相談した。しかし、この2人の接触は、図らずも邪悪な陰謀を画策している者によって利用されることになる。グリーヴァス将軍討伐の任務がオ
ビ=ワンに与えられたとき、パルパティーンはアナキンの理性のない懐疑心を煽るため、パドメとオビ=ワンが不適切な関係になりつつあるとほ
のめかしたのだ。議長はナブーの聖職者を介した情報から、アナキンとパドメが秘密裏に結婚していることを知っていたのである。
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