ヘイルファイヤー・ドロイド
Hailfire Droid
機種:ヘイルファイヤー・ドロイド
製造元:インターギャラクティック銀行グループ、独立星系連合
用途:戦闘
大きさ:8.5メートル
多くの点において、インターギャラクティック銀行グループはハットの犯罪シンジケートとよく似ている。両組織とも、喜んで顧客にクレジットを貸し付けるが、そ
の代わりに莫大な利息を要求してくるからだ。そして、その返済を履行できないと、両者とも暴力によって失った損益を取り戻そうとし
てくる。こうした債権の回収の際に、ハットは賞金稼ぎを使うことが多いが、その一方でインターギャラクティック銀行グループは、重装備のドロイド車両
を差し向けることになるのだ。事実、銀行グループには遠まわしに「集金屋」や「保安部門」と呼ばれる、何千ものヘイルファイヤー・ドロイド部隊
が存在しているのである。
ヘイルファイヤー級ドロイド・タンクは、インターギャラクティック銀行グループが独占的に使用する人工知能を搭載した可動式ミサイル発射プラットフォームであり、同グループ
の保有する武装反応ユニットの中でも最も強力な兵器である。名目上、このタンクは無法な惑星で同グループの資産を守るために作られたものだ
が、実際には土地の差し押さえや、ライバル金融業者の抗争の際に大いに役立っている。
ヘイルファイヤーは、技術的には2つの車輪型ホイールと、腕木によって支えられた車軸アームの中央に位置する本体から成る大型戦車である。このホイールに
は牽引力を強めるための溝がいくつも彫られており、舗装された道路上で最大の性能を発揮する。だが、この戦車はとても軽量で機動力も
あるため、岩の多いジオノーシスを含めた他のいくつかの環境でも使用することが可能である。また、各ホイールの下部に位置する磁気パルス駆動装置
は、事前にプログラムされた一連のルートを通って、事前に決定された座標へこのドロイドを推進させている。このとき、駆動装置の内部にあるスキャ
ナによって道路上の障害物の捜索も行われる。一方で、戦闘になると駆動装置は急停止させられ、しばしば周辺の再調査を行うまで立ち止ま
ったままとなる。その後、ドライブ・モーターが再起動すると、このタンクは数秒以内に最高速度にまで加速することができるのだ。このシステムはヘイルフ
ァイヤーを気まぐれな兵器に仕立て上げているが、このドロイドは常に最終目的地を熟知しているのである。
ヘイルファイヤーのセンサーの大部分は、装甲に覆われた本体内部にある単一の光受像装置に集約されており、この光受像装置には赤外線映像化装置、
距離測定器、照準システムなどが内蔵されている。通常、ヘイルファイヤーには標的が事前にプログラムされているため、高度な論理回路は不要である。
このドロイドは戦闘に突入し、敵機として認識したものを砲撃するだけなのだ。そのため、ヘイルファイヤーは標的の優先付けは苦手だが、ドロイド制
御者が随時プログラムの書き換えを行うことで、その欠点を補っている。
ヘイルファイヤーの武器システムは、迅速な攻撃を考慮して作られている。例えば、中央ユニットには2つのミサイル・ラックが搭載されており、最大の破壊力を有
するヘイルファイヤー・ミサイルを合計で30発まで装填することができる。ヘイルファイヤー・ミサイルは短距離誘導型弾頭であり、敵に命中することで激しい2次
的ダメージを与えることが可能である。また、ガンシップのような機動力のある標的に対しては、通常、3発または4発のミサイルを一まとめで発射
し、命中率を高めている。そして、30発のミサイルすべてを使い切ると、ヘイルファイヤー・タンクは基地に戻り、再びミサイルを装填しなければならない。
また、ヘイルファイヤーには1基の伸縮式対歩兵用ブラスターも装備されているが、通常、このドロイドは攻撃中の防御を地上の兵士たちに頼っている。
このような場合、1台のヘイルファイヤーにつき、スーパー・バトル・ドロイドの1分隊、または3台の企業同盟タンク・ドロイドが割り当てられる。ヘイルファイヤーは
再充填のために撤退するときが最大の弱点なのである。
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