タトゥイーン
Tatooine

拡大画像
種別:地殻惑星
気候:熱帯
大気:タイプI(通常の大気)
湿度:乾燥
重力:標準
地形:砂漠、メーサ
自転周期:23標準時間
公転周期:304日
居住種族:人間、ジャワ(原住)、サンド・ピープル(原住)、多種族
人口:80,000人(移住者のみ。ジャワとサンド・ピープルについては未調査)
主な輸出品:違法軍需品、違法防護品、違法ドラッグ、鉱物
主な輸入品:中級技術、ハイテク技術、金属、食料、薬品
タトゥイーンは銀河の中枢から遠くはなれたアーカニス・セクターに属する荒涼とした砂漠の惑星である。タトゥI、タトゥIIと名付けられた2連星からなるタ
トゥ星系には他にも2つの惑星、エイドリアーナとオーハンが存在するが、これらはガス状巨星であり、人類は生息していない。
太古の昔、タトゥイーンはその輝きから、タトゥ星系の連星を構成する3番目の小さな恒星であると考えられていた。しかし観測が進むにつれて
、辛うじて人類の居住可能な惑星であることが判明したのである。スペクトルの分析結果から地表に貴重な金属を多く含有しているのでは
ないかとも噂されるようになり、多くの人々が一攫千金を求めてこの惑星へと旅立っていった。しかし、実際には何一つとして高価な
ものは発見されず、やがて鉱夫や投資家たちは機材を放棄してこの惑星から撤退したのだった。一方で、この冒険に全財産をつぎ込ん
だ人々も少なくない。彼らはもはやタトゥイーンを出ることさえもままならず、苛酷な環境で水分農夫や商人として永住することを余儀なく
されたのである。
その後、アーカニス・セクターの周囲にも多くのハイパースペース航路が開拓され、この星系を訪れる人々の数も急激に増加していった。宇宙港の周
辺都市では星間パイロットや貿易商たちの間で取引きが活発に行われるようになり、同時に多くの密輸業者や奴隷商人、賞金稼ぎがタトゥイー
ンを秘密の隠れ家として利用していた。犯罪王ジャバ・ザ・ハットがタトゥイーンを不法なビジネスの拠点の1つとしていたのも有名な事実である
。また、軌道上でも多くのギャングや密輸業者が何百年にもわたってライバル争いをしていたことが知られており、そのときに墜落した宇
宙船の残骸が現在でもいたるところに散在している。アウター・リムの外れに位置するタトゥイーンには軍事的にも経済的にも全く価値がなく、
それゆえ旧共和国も帝国も、この惑星にはほとんど関心を示していない。この惑星が犯罪組織の温床となったのも、銀河の法が行き
届かなかったことが大きな理由を占めている。タトゥイーンで育ち、銀河へ飛び立っていった2人のスカイウォーカーが両政府の転覆に大きく貢献し
たことは皮肉な巡り合わせと言えるだろう。
タトゥイーンの地表は大部分が岩と砂漠だが、磁極と2重太陽からの放射線、卓越風などの影響によって、周辺より比較的居住しやすい地域
もいくつか点在しており、人口の大半はこうした最高気温が43標準度以内の地域に集中している。公式な首都はモス・アイズリーから約200
キロメートル西に位置するベスティンである。その他の主な都市としては、モス・エスパ、モーテスタ、ウェイファー、アンカーヘッド、アーンソート、モス・テイク、モス・エンサな
どが知られている。
非居住地帯では広大な砂丘海が大小の渓谷によって分割されており、複雑な地形を形成している。これはこの砂漠の惑星にも太古の
昔には広大な海洋が存在していた証拠だとする説もある。しかし、現在ではタトゥイーンの日中は2重太陽の影響でとても熱く、逆に夜は凍
えるように寒い。空気も大地も乾燥しており、まさに死の荒野である。しかし、この過酷な環境にも関わらず、実に様々な生態系が
存在しているのも事実なのだ。タトゥイーンに原住する知的生命体には、砂漠の廃品回収屋として知られるジャワと、サンド・ピープルの異名を
とるタスケン・レイダーの2種類が確認されている。その他の生命体も、バンサ、デューバック、ロント、イオピー、スカリアー、ワンプ・ラットなど様々であり、
特にクレイト・ドラゴンはアーカニス・セクターで最も恐ろしい生物として有名である。
一方で移住者たちは、ハットのビジネスに関与している者を除けば、大半が貧しい生活を営む水分農夫たちである。彼らは水分凝結機と
呼ばれる装置を使ってこの不毛の惑星の大気中に含まれる僅かな水を収穫しており、これらを一部の裕福な家庭に売って、地下農場
で栽培された農作物を購入している。若者たちの間には宇宙へ進出したいと願う者も多いが、ほとんどはかなわぬ夢であり、多くの
農夫が一生をこの惑星で過ごすことになる。
帰還する
スターウォーズ伝説