AT-TE
All Terrain Tactical Enforcer
機種名:全地形用戦略歩行兵器
製造元:ロザナ・ヘヴィ・エンジニアリング社
級種:全地形用戦略歩行兵器
分類:ウォーカー
大きさ:全長12.4メートル、全高5.02メートル
速度:時速60キロメートル
操縦要員:操縦要員:1名、監視員 1名、砲手および補助要員 4名
乗員定員:20名
武装:対歩兵用レーザー・キャノン砲塔 6基、ヘヴィ・キャノン砲 1基
ジオノーシスの戦いは、新たに創設された独立星系連合と旧共和国との間で行われた初の大規模な戦闘として、歴史にその名を残すことに
なった。このとき、ドゥークー伯爵とその支持者たちは、共和国の軍事力についてある程度の認識を抱いてはいたが、共和国側が侵略の
際に伴ってきたクローン・トルーパーや宇宙戦艦、軍用車両による猛攻撃は、連合側にとっても予想外の出来事でしかなかったのだ。そして、
ジオノーシスの戦いに投入された数多くの兵器の1つが、全地形用戦略歩行兵器(AT-TE)である。特別製の共和国降下船は前線に投入する
ためのウォーカーを積んでおり、敵の要塞へ容赦なく突き進むべく、これらの兵器を解放したのだった。
本来、AT-TEの基本設計は採鉱企業が広範囲にわたる惑星で秩序を保つために考案したものだった。だが、実際には戦闘用途に広く再
利用されることになる。このウォーカーは速度が遅いため、リパルサーリフト・システムを用いた高速の飛行艇または浮遊艇を防ぐエネルギー・シールドを通
過することができ、また、装甲が電磁シールドで補強されているため、イオン・キャノンやEMPによる攻撃を無効にすることもできるのだ。AT-T
Eは共和国のクローン軍が使用する他の重兵器と同様に、クワット・ドライブ・ヤード社で開発された試作機の1つであり、後に同社の秘密の子会社
であるロザナ・ヘヴィ・エンジニアリング社によって、極秘のうちに量産されたのだった。
その姿を見せただけで敵に恐怖を与える装甲強襲戦車AT-TEの最大の特徴は、推進のために関節式の6本の脚を使うことである。事実、
このウォーカーは軍事用としては初の歩行兵器だった。AT-TEは多目的戦略強襲用兵器であり、その用途は標準的な輸送任務から敵の施設へ
の全面攻撃まで、様々な範囲に及んでいる。また、AT-TEはより大型で速度の遅い車両を守りつつ、地上の兵員のために援護射撃を行う
こともできるため、支援役としても理想的な存在なのである。
これまでにAT-TEに匹敵する火力を持つ陸専用兵器は、ほとんど存在していなかった。この強襲歩行兵器の主たる武器は、大型の汎用ヘウ
゙ィ・キャノン・タレットである。このキャノンは、爆発性バンカー・バスター、熱探知ロケット、高周波爆弾など、様々な砲弾に対応させることができ、その
絶大な威力によって、敵が反応する前に、建造物や砲塔、兵員編隊を破壊することが可能である。
中央キャノンは6基の対歩兵用レーザー・キャノンによって守られているが、これらはすべて旋回式タレットの上に搭載されている。そして、前方に向け
られた4基のレーザー・キャノンは、兵員が降ろされる前に展開エリアを掃討するために使用され、一方で後方の2基のキャノンがAT-TE本体を敵の待ち
伏せから守っている。AT-TEの外装甲は携帯用の小型火器を容易に防ぐことができるが、この装甲プレートも戦術ロケット弾の貫通を防ぐことは
できず、複合推進システムを完全に破壊することも可能である。また、AT-TEは小型ユニットによる腹部への攻撃に弱いため、地上の兵士たちに
よる側面の防御が欠かせない。
AT-TEの胴体部は装甲に覆われた2つの部位に分かれているが、両者は移動性を確保した柔軟なスリーブによって連結されており、前部と後部
の区画にはそれぞれに兵員格納庫が用意されている。そして、それぞれの格納庫には10名以上の武装したクローン・トルーパーを収容することが
でき、この兵士たちはほぼすべての地形にすばやく展開させることが可能である。また、AT-TEは6本の足を使ってゆるい斜面を登ったり
、障害物を乗り越えたりすることができ、低い重心は安定性の向上にも貢献している。しかし、逆に地雷には弱く、足が短いため、砲手
の視界を妨げてしまう。その上、最高速度も時速60キロメートルほどである。KDY社はこうした弱点を把握しており、後により背の高いAT-ATを
開発したのだった。
その大きさと複雑さから、AT-TEの操縦には、パイロット1名、監視員1名、レーザー・キャノンを操作する補助メンバー4名など、数多くの乗員が必要と
なり、さらに7番目の乗員が外部射撃席からキャノン砲を操作することも可能である。また、多くのAT-TEはIM-6戦場医療ドロイドを内部に搭載
している。
AT-TEは様々な種類の大型輸送船に載せて宇宙空間を輸送することができるが、実際に惑星の地表に降下させるには、専用のバージや攻撃
船が必要となる。クローン大戦中、AT-TEウォーカーは、通常のリパブリック・ガンシップを改良したLAAT/cカーゴ・ガンシップで、大気圏内輸送および戦場へ
の投下を行われていた。
そしてクローン大戦が終結すると、より新しい、より破壊的な陸戦用兵器を好むパルパティーンは、無数のAT-TEを退役させた。しかし、これらのA
T-TEは破壊されたわけではなく、銀河内乱の最中にもアウター・リムの惑星で使用されている。だが、AT-TEの惑星内輸送にはカーゴ・ガンシップが
必要となり、それらが次第に姿を消すと、あわせてAT-TEの多くも破棄されていったのだった。
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