クラウド・カー
Cloud Car
機種名:ストームIV ツイン・ポッド・クラウド・カー
製造元:ベスピン・モーターズ社
級種:ツイン・ポッド・クラウド・カー
分類:スピーダー
大きさ:全長7メートル
速度:時速1500キロメートル、最高高度10〜100キロメートル
積載重量:10キロ
価格:75,000クレジット(新品)、28,000クレジット(中古)
推進機構:クアデックス社製カイロマスター・イオン・エンジン
武装:ダブル・ブラスター・キャノン 1基(連動式)
クラウド・カーはイオン・エンジンとリパルサーリフトの両方を備えたツイン・ポッドの大気圏内飛行艇である。この特異なダブル・ポッド設計によってパイロット
と乗客は別々の区画に搭乗することになり、それぞれはイオン動力装置によって連結されている。最高飛行速度は時速1,500キロメートルを超え
、最高高度は低層軌道にまで達する。
通常、クラウド・カーはイオン・エンジンを主推進力として利用し、リパルサーリフトは操縦にはほとんど使用されないため、大気圏内用スピーダーという
よりは、むしろ宇宙船に近い。さらに、小型ジェット機構と推進翼、複雑な操縦のための方向舵も備えている。また、生命維持装置は備
わっていないが、ポッド内の気圧は常に調整されている。
クラウド・カーの主な製造元はクラウド・シティの中心に位置するベスピン・モーターズ社である。同社は娯楽艇、個人用輸送艇、エア・タクシー、パトロール船
の完璧な生産ラインを持っている。クラウド・シティのウィング・ガード・パイロットは、この浮遊都市のパトロールに主としてストームIVを使用しており、外
部にいても素早く都市に到達することができる。
ストームIVは頑丈で改造も容易なことから、一部では軍事利用の面でも人気が高い。コンピュータ・システムには新しい武器を搭載できるように特
別な設計を施されており、外装にも明らかに外付けの装甲プレートを取りつける箇所がいくつか用意されている。唯一の欠点といえば、フ
゙ラスター・キャノンを使う際に問題のあるインコム社製Tx-2パワー発生装置である。そのままの状態では数回撃っても一回しか発射されないが、幸
いにもそれぞれのポッドの先端にあるセンサー・シートが大きいため、これらを小型サイズのファブリテク社製の製品に置き換えることによって武器
に十分なエネルギーを供給できるパワー発生装置を搭載できるようになる。
クラウド・シティのウィング・ガードは関税の徴収と入港手続きも行っており、密輸業者や帝国軍のスパイ、その他の厄介者たちがトラブルを起こす
前に追い払っている。適度な「取引成立」の報酬を得るためにパイロットがティバナ・ガスの闇取引をこっそりと手配することもあるが、それ
も執政官の賛成がある場合だけである。
クラウド・カーの操縦、制御、推進のそれぞれのシステムはBウィングに似ているが、宇宙空間を飛行する能力は持っていない。この高速度とツイン・
ポッドの形状によって、クラウド・カーは素晴らしい交通制御艇および保安艇となっている。こうした用途で用いられる機体には、それぞれ
のポッドに前方に向けて固定されたブラスター・キャノンを装備している。
クラウド・カーに搭載されている小型のクアデックス社製カイロマスター・イオン・エンジンは、Bウィングに使用されているモデルの小型版である。Bウィングの大型エン
ジンではオーバーヒートの問題が広く知られていたため、ベスピンの技術者たちはクラウド・カーでは最大の冷却効果が得られるようにエンジンを外部
に露出させたのである。
多くの惑星の交通制御局では、空中パトロール、大型船の着陸床への誘導、貨物艇やカーゴ船の密輸品検査、マイノックの寄生チェックなどにクラウド・
カーを使用している。
帰還する
スターウォーズ伝説