スレーヴI-2
Slave I
一方、外装は強化プレートと電磁波シールドも装備させることによって、全体的な偏向シールドの不足をある程度まで補っている。また、兵器類
は機体の外側後方に1対の回転式ブラスター・キャノンが見えるだけだが、追加プレートの下にも震盪ミサイル発射管やイオン・キャノンなどの兵器が隠され
ている。これらはブラスター・キャノンの攻撃を避けるのに必死になっている敵機を不意打ちする際に効果を発揮するのである。
フェットは獲物の追跡に自動追尾装置やSスレッド・トラッカーを使うが、この2つの装置はダミーのプロトン魚雷発射管の上部に取り付けられている。
魚雷では敵機の偏向シールドを貫くことしかできないが、追尾装置やトラッカーは敵機に磁力で取り付けることが可能である。自動追尾装置に
は亜空間ラジオと同じ技術が使われており、その有効距離はおよそ15から20光年と短い。一方のSスレッド・トラッカーはホロネット受信器でも拾える
信号を発信する。彼は間違いなく改良型ホロネット受信器も装備しており、ホロネット・Sスレッドを取り付けられた船を銀河全域にわたって追跡す
ることができる。
また、この船は外部に高度に洗練されたセンサー妨害配列を装備しているため、高いステルス性を有する。外装甲は磁気的に偏光されており、
有効範囲(宇宙空間では50ユニット、大気中では100キロメートル)内の電気信号やパルスを捉えることができる。これらの磁気的に吸引された信号
は敵のセンサー探査を妨害し、宇宙船というよりむしろイオン流のようなものとして捉えられる。本来このシステムは帝国宇宙軍の軍事機密であり
、フェットがどのようにしてこれを手に入れたのかは分かっていない。この上さらに、彼は航跡を粒子蒸気で湿らせることによって探査を
困難にさせているのである。
<スレーヴI>はすべてにおいて効果的かつ能率的であり、所有者にとってはまさに完璧な船である。しかし、ボバ・フェットと同様に悪名を
轟かせたこの船も、所有者がタトゥイーンの砂漠でサーラックの餌食となった後、惑星グラクイーンで新共和国の管理下に置かれたのだった。だが、し
ぶとく生き延びていたフェットは、その後この船を奪回し、再び賞金稼ぎとしての仕事に使用しているという。
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