テクノ・ユニオン輸送船
Techno Union Transport
機種名:ハードセル級星間輸送船
製造元:テクノ・ユニオン
級種:ロケットシップ
分類:大型艦船
大きさ:全長220メートル
速度:400G、時速1,100キロメートル(大気中)
操縦要員:270名
乗員定員:30名
推進機構:クラス1.0ハイパードライブ
航行装備:航法コンピュータ、シールド、各種センサー名
武装:レーザー・キャノン 4基
推進機構:クラス1.0ハイパードライブ
銀河系全体を通じて最も一般的な種類の宇宙船は、乗客や貨物を運ぶ目的のためだけに作られた輸送船である。そして乗客を運ぶ輸送
船にも、一握りの人々を短期間だけ乗せることのできる小型船から、数百人の旅行者に何標準年にもわたる旅を提供できる大型クルーザー
まで、様々な種類の船が存在している。貨物船の種類も同様に多種にわたっており、その設計は運ぶ貨物の性質によっても変わってく
るのだ。
クローン大戦の勃発当時、銀河系で最も有力な組織の1つだったテクノ・ユニオンは、こうした2つの目的を併せ持った輸送船による大規模な船団を
保有しており、やがてそれらは独立星系連合の広範囲におよぶ任務にも使用されていった。見た目や設計思想に関係なく、テクノ・ユニオンの
輸送船はすべてビジネス上の取引きや資源の獲得、取引先金融機関からの資金調達などを行うために星系間を往来している。これらの船
はすべてにハイパードライブ・システム、標準的な防衛用装備、高性能な生命維持システムが装備されており、さらに完全装備のキッチンや、無重力寝室
など、多種にわたるエイリアン種族にとっても快適な環境が用意されているのだ。テクノ・ユニオンはスカコアンの巨大な派遣団によって設立され、運営
されているが、このエイリアン種族はほとんどの訪問先惑星で圧力調整スーツを着用しなければならず、そのためテクノ・ユニオンの輸送船の内部はスカ
コアンたちが重い圧力調整スーツを脱いでも快適に過ごせるように調整されている。
テクノ・ユニオンで最もよく目にする輸送船は、ロケットのような形状をしたハードセル級の宇宙船である。この船のメイン区画は大量の貨物を格納でき
るように設計されており、縦長の卵形デザインが採用されている。一方で、この船の基本推進機構は6基のスラスターが連なった巨大な推進装
置であり、これによって素早く惑星の大気圏を脱出することが可能である。これらの推進装置はその大きさと出力エネルギーの高さから、
周囲の環境に多大な被害を与えるが、テクノ・ユニオンはこの船によって引き起こされる環境被害や騒音公害のことに全く関心を払っていない
。さらに大きな問題として、ハードセルは惑星の重力圏から脱出する際にリパルサーリフトを使わず、完全に火力に頼っているため、驚くほどに燃
費が悪く、惑星から1回飛び立つたびに数万ガロンもの液体燃料を消費してしまうのだ。同様に、この船はイオン・エンジンも搭載していないた
め、宇宙空間に到達してからの動きもぎこちない。だが、こうした数々の欠点にも関わらず、この輸送船がテクノ・ユニオンの幹部たちの間で
はある種のステータスとなっているのも事実である。
テクノ・ユニオンは、ドゥークー伯爵と彼の独立星系連合の理想に忠誠を捧げた最初の組織の1つである。事実、テクノ・ユニオンはジオノーシスにいくつもの
工場を所有しており、そこで連合のための兵器を数多く製造している。そして、ドゥークーがジオノーシスで独立星系連合の設立を公式に宣言す
る会合を開催したときも、テクノ・ユニオンはワット・タンバー代表を送り込み、彼は個人で所有する専用のハードセル級輸送船でジオノーシスに到着したのだ
った。パラノイド気質のタンバーは自分の船に強力な偏向シールドと一連の同調式スキャナ装置を装備しており、船の内部にある欠陥(おそらくはテクノ
・ユニオンの内部にいるライバルによって仕組まれたものである)を常に走査している。また、この船は本来の亜空間エンジンもそのまま残してあ
るが、極めて高性能なハイパードライブ・システムが搭載されており、一瞬でハイパースペース・ジャンプの計算を行うことが可能である。事実、ワット・タン
バーはこの能力のおかげで、共和国軍がジオノーシスに到着した際に、この岩と砂漠の惑星からすぐに脱出することができたのだ。
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