UT-AT
Unstable Terrain
Artillery Transport
機種名:不安定地形専用移動式戦車
製造元:クワット・ドライブ・ヤード社、メクーン社
級種:装甲型リパルサーリフト車両
分類:ウォーカー
大きさ:全長23.8メートル
操縦要員:1名、砲手 5名
乗員定員:クローン・トルーパー 20名以上
武装:ヘヴィ・レーザー・キャノン 1基、ミディアム・レーザー・キャノン 2基 ...
前面に搭載された3つの武器から、俗に「トライデント」と呼ばれているこのライト・トランスポートは、クローン大戦中に起こった悲惨な事件、マーゴシア
戦役の後に、KDY社とメクーン社によって開発された車両である。この事件では、共和国ウォーカーの電撃的な進攻によって与えられた一定の打
撃が、アガマーに架かる自然の橋を崩壊へと導き、結果的に人員と装甲部隊の壊滅的損失へと繋がったのだった。
そのため、内部崩壊の作用を助長させることなく、もろい地形上を移動できる装甲車両が必要とされることになった。そして珍しいこ
とに、KDY社は自社の開発プロセスを重リパルサーリフト車両メーカーとして知られるメクーン社に開示した。これらの専門企業の協力体制は、もはや独自
の設計によってウォーカーと呼ぶにはふさわしくない戦闘トランスポート、UT-ATの完成を導いたのである。
この重武装車両は後方区画に並ぶ8組の低出力リパルサーリフト・スキーに支えられているが、これらのスキーは前方キャリッジの下にある4基のリパルサーリフ
ト・プレートの推力によって、そのときの地形に対応できるよう、常時再調整されている。また、波状に並んだ16組のスキッド・プレートも、車
体重量を均一に打ち消すことに役立っている。さらに、この特別仕様のスキッドは制御フィールドを形成するためにリパルサー推力を反転させるこ
ともでき、この働きによってUT-ATは垂直な壁に張り付いたり、長距離攻撃の際に無比の安定性を得ることが可能になるのだ。
また、このスキーは積雪地帯や粉末状の地形で、特に水平機銃掃射を行っている間に、大きな優位性を発揮する。しかし、UT-ATには機動
性に乏しいという短所がある。強力なリパルサーフィールドによって車体重量を打ち消すことができても、UT-ATは依然として莫大な慣性質量
を有しているのだ。したがって、注意深い操縦士は最高速度を時速45キロメートルまでに抑えるようにしている。
UT-AT内の機械部分は車両の前方半分に位置しており、そこには20人以上のクローン・トルーパーも収容されている。また、コクピットには操縦士
と砲手(側面と背面に搭載されたヘヴィ・レーザー・キャノンを操作する)、各1名分ずつの座席が備わっている。
一方、後方半分は大型兵器の運用を考慮し、空洞となっている。そこには頂部に搭載された4基のレーザー・キャノンを操作するための砲術ステ
ーションが組み込まれており、砲手たちが装甲プレートによって守られている。また、同シリーズの異なる機種には、標準的な武装に加えて小型
爆発生成装置を搭載したものもあり、ドロイド軍に対して静電嵐やイオン化ガス流を放出することができるようになっている。他のモデルに
は、大型兵器用の格納スペースを除去し、代わりに組み立て式の多間接型ブリッジレイヤーを収納しているものもある。これを用いることで
、クローンの戦闘技術兵は不安定な地形に安定した道路を切り開き、重いウォーカーを遠くの戦線へ送り出す即席の橋を組み立てることがで
きるのだ。
UT-ATは氷の上や変化の激しい戦場で、他の装甲車両よりも効果的であることを証明したが、移動速度の遅さから、クローン大戦では極め
て大きな損失を被っている。デッキが持ち上げられた構造をしているため、車体下部への正確な攻撃によって容易に転倒させられてしま
ったのである。UT-ATはクローン大戦の終盤に数多くの車両が実戦投入されており、主としてマイギートーやケイト・ニモイディアにおける橋上での戦い
に使用されていた。
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