Xウィング・スターファイター
X-wing Starfighter
機種名:T-65B Xウィング・スターファイター
製造元:インコム社
級種:宇宙戦闘機
分類:宇宙戦闘機
大きさ:全長12.5メートル
速度:3,700G、100MGLT、8SU/STP、時速1,050キロメートル(大気中)、操縦性基準75DPF
操縦要員:1名
積載重量:110キロ
航続期間:1週間
価格:150,000クレジット(新品)
動力機構:ノヴァルデックス社製O-4Z低温パワー・セルおよびイオン化反応炉
推進機構:インコム社製MKIドライブ・モジュール ...
航行装備:ファブリテク社製ANq3.6追跡装置 ...
武装:テイム&バック社製KX9レーザー・キャノン 4基(連動式)、クルプックス社製MG7プロトン魚雷発射管 2門(各3発搭載)
機体材質:チタニウム合金(能率20RU)
インコム社製T-65 Xウィングはまさに宇宙戦闘機としての役割を端的に表現している機種である。Xウィングはその高速性、高火力、洗練された航
行戦闘システムによって、現存する最もバランスのとれた戦闘機の1つになっており、優れた戦闘能力と、特にハイパースペース航行能力は卓越した
戦闘機としての地位を不動のものにしている。事実、帝国軍のTIEファイターではXウィングに対抗できず、帝国軍は新型のTIEインターセプターの開発
を余儀なくされたのだ。
帝国軍が非軍事用武装艦船の製造を打ち切ったため、Xウィングはインコム社の最後の製品となった。反乱支持者の疑いを掛けられたXウィング開
発チームのメンバーたちは任務から解任され、帝国軍による厳しい尋問を受けたのである。数週間後、公表はされていないが、帝国軍に一撃
を加えた反乱軍部隊は彼らを救出し、同盟軍への投降を援助したといわれている。このとき彼らは同盟軍にXウィングのすべてのプロトタイプ
と設計図を提供したため、Xウィングを製造できるのは同盟軍だけとなった。さらに、彼らはデータベース上からXウィングに関する情報をすべて
抹消しており、帝国軍がそれを修復できたかどうかは定かでない。
プロトタイプでの多くの試験が行われ、Xウィングの素晴らしい性能に歓喜した同盟軍技師たちはすぐに量産を開始した。しかし、Xウィングの製
造には特殊合金や洗練された部品、高度な制御システムなどが要求されたため、本格的な生産を開始するには部品を製造する工作機械から
造り始めなければならなかった。事実、このような厳しい状況下で同盟軍が実際にXウィングを製造できるようになったのは、科学者や技
術者たちの創意工夫と献身的努力によるものである。しかし、製造方法が困難なことから、Xウィングは常に不足状態だった。このため、
多くは連続して使用され、修理や点検作業も満足になされず、酷使することによって大きな疲労や破損を招くことにもなった。
現在のXウィングはより高速に改良され、修理も簡単にできるようになっている。外装甲板は亜光速エンジンやハイパードライブ、他のシステムに直接
通じており、重要な装置の多くは簡単に除去修理ができるようモジュール化されている。
Xウィングはそれ自体が非常に優秀な性能を誇っているが、Aウィングと同様に実際の効果はパイロットの資質に大きく依存している。そのため、
同盟軍は最高のパイロットとしての才能をもつ者だけを選りすぐり、Xウィングへの搭乗を許可していた。高性能戦闘機は優れた才能を持つ
パイロットだけを選ぶのだ。
小型かつ快適に作られたコクピットでは、パイロットは優秀な航法コンピュータを通して複雑な制御を行う。Xウィングの操縦法はインコム社の人気機種スカ
イホッパーとよく似ているため、同盟軍の多くの青年パイロットには馴染み深いものだった。コクピットにはさらに完全な生命維持装置と射出シート
も装備されている。
主要な搭載兵器は4基の長銃身レーザーであり、連動させることもできるが、レーザー素子の寿命を縮め、発射間隔を短くしてしまう。2門の
プロトン魚雷発射管は低速の標的に追撃を加えるためのものであるが、非常に強力なため十分に距離をおいて発射する必要がある。シールト
゙は前面と後面で最大出力を選択でき、補助エンジンがあるためメイン・エンジンが故障したときでも生命維持装置やシールド、武器、亜空間受信
装置へのエネルギー供給が可能である。また、敏感なセンサーと長距離通信装置によって、Xウィングは長距離単独航行を行うこともできる。
斬新な分離型Sフォイルはエンジン間隔を広くすることによって方向転換などの機動性の向上にも役立っており、大気中飛行の際にも重要な
役割を果たしている。また、Xウィングの翼はその名称の由来にもあるように宇宙での戦闘時にはX字型に広げられるが、これはレーザーの
有効範囲を拡大させることにも役立っている。また、それぞれの翼の形状によって、T-65の機体は非常に細く造られており、結果的
に敵の攻撃を受けにくくなっている。
Xウィングはハイパースペースへの跳躍用にインコム社製のMKI駆動モジュールを含む強力なエンジンを搭載しているが、航法コンピュータは装備されていないた
め、データの蓄積はコクピット後方の専用ソケットに搭載されるアストロメク・ドロイドのR2ユニットに頼っている。搭載されたドロイドは必要不可欠な部品
となり、航法コンピュータと他のシステムを直結させると同時に、生命維持装置をはじめとするパイロットへのあらゆる危険性を監視する。
前身のインコム/サブプロZ-95と同様に、Xウィングの衝撃吸収性は高い評価を受けているが、これもアストロメク・ドロイドによるところが大きい。ト
゙ロイドは警報装置を通じて故障個所を発見し、飛行中でもプラズマ炎の消火や機体の修復を行うことができる。また、Xウィングは大気中で
の使用も想定されているため、耐水性も非常に高くなっている。
ドロイド・ソケットには取り外し装置も付けられており、パイロットの射出シートが作動すると自動的に連動するようになっている。また、パイロット
が負傷すると、ドロイドはXウィングを着陸させることもできる。一般に多くのパイロットは共に厳しい任務を成し遂げたドロイドに愛着を感じる
ようになり、他のドロイドを載せることを拒むようになるという。
他の戦闘機と同様に、Xウィングは定期的に改良されている。最新型モデルはインコム社製T-65CA2であるが、これはまだ非常に少なく、多くの
同盟軍パイロットはそれ以前に開発されたT-65Bのような標準機種を使用している。すべてのXウィングが改良されるのは同盟軍の慢性的な需
品不足が解消されるときまで待たなければならない。
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